「華氏911」でブッシュ政権批判をしてみせた奇才マイケル・ムーア監督の「シッコSiCKO」を観た。
某シネコンでは既にレイトショー一回の上映で、しかも本日最終日。
飲み物を抱えてシアターに入ると、意外に席にはパラパラと客がいる。物好きは我々だけじゃないらしい。
冒頭、無保険の為に足の傷を自分で縫う男性、結構上手。手慣れた創傷抱合だ。
「再接合費用は、薬指が1.2万ドル 中指は6万ドル」と告げられ、保険に加入していない患者は中指をあきらめる。
保険未加入のために病院からタクシーに乗せられ、雪の降る道ばたに置き去りにされる老人。
保険に加入していても、「実験的治療だ」と断じられ給付を拒否される被保険者。
米国の医療制度を徹底してこき下ろし、「何故だ?」を連発するムーアの手法は、結局米国至上主義の裏返しのようにも思えるし、カナダや英国、フランスの医療制度の負の部分に触れずに皆保険制度を無条件に礼賛するのどうか思うが、現実に明らかにされる米国の実態は酷い。
だが、その実態は、この国でもある部分既におきた事、これからおこるだろう事。
この映画を鑑賞した人たちは、その事に気づいているだろうか.....
2007年9月28日金曜日
2007年9月23日日曜日
2007年9月22日土曜日
相づち
「相づち(相槌)」とは、元々は鍛冶屋の道具から来たのだそうだが、話を聞くときに重要なコミュケーションツールであり、その種類も多い。実際にはほとんど無意識に相槌をついていることが多いが、つかれてみると気になる事も少なくない。
最近気になるのが、若い女性が使用する事が多い「ほんとですか?!」だ。しかもその使用頻度は多い。これが多分、さらに低年齢化や相手によっては、「うそー!」または「うっそー!」に変化するのだろうが、さすがにそのクラスの女性とはほとんど縁がない。
新しい情報を聞いて疑問をもったり驚く場合は、「ほんとですか?!」は適切かも知れないが、ただ新しい情報を受け入れる場合にも拡大使用されている事が多く、この辺が違和感だ。
「ほんとですか?!」を連発されると、「そんなに俺の言ってる事は怪しいか?」と少々ムッとする。
それとも、そんなに吃驚するようなことを言っているのだろうか?
最近気になるのが、若い女性が使用する事が多い「ほんとですか?!」だ。しかもその使用頻度は多い。これが多分、さらに低年齢化や相手によっては、「うそー!」または「うっそー!」に変化するのだろうが、さすがにそのクラスの女性とはほとんど縁がない。
新しい情報を聞いて疑問をもったり驚く場合は、「ほんとですか?!」は適切かも知れないが、ただ新しい情報を受け入れる場合にも拡大使用されている事が多く、この辺が違和感だ。
「ほんとですか?!」を連発されると、「そんなに俺の言ってる事は怪しいか?」と少々ムッとする。
それとも、そんなに吃驚するようなことを言っているのだろうか?
2007年9月20日木曜日
「新宿今井屋本店」
観劇後は、モリエールビル地下の「新宿今井屋本店」。ここも、比内地鶏系焼鳥屋というより鶏料理屋。今回で三回目の利用になる。
美味いのは言わずもがな、特にレバーと比内地鶏抱き身(皮でもも肉を包んだ)は絶品
口開けの客だったせいか、かなりのハイスピードで串が出てくる。連れ合いも私も、出されたものはトッとと食べる、ペースは速いほうだが、それに負けないペースだ。
実際、焼き鳥は客の食べるペースにあわせて出すのが難しい料理だろう。串によって焼く時間も違うのだから、客が食べるペースを変化させると、前の串が終わらぬうちに新しい串が出されてしまう事になる。それでも、もしかすると微妙なペース調節をしているかも知れないと思うのは、「伊勢廣 帝劇店」の店長さん。しかし、今日の今井屋は、少々速すぎるペースだ。
特筆すべきは、よく訓練されたサービス。まだ客が少なかったせいもあるのだろうが、飲み物のおかわりを尋ねるタイミングよい。注文してからトイレに立つと、トイレから出てきたのを見て、さっと注文の飲み物を持ってくる。実に心地よい。
食事の時に持ってきた新しい割り箸を使わずに「もったいないから」と返すと、さりげなく点検してから他の割り箸と一緒にするのがかいま見えた。それでこそ、客商売。あっぱれ
「橋を渡ったら泣け」
2007年9月17日月曜日
鶴見今昔下野谷あたり
鶴見、とくにその下町あたりを歩くと、沖縄姓の表札を目にすることが多い。沖縄料理を掲げる小さな店も多い。
高度経済成長を支えた京浜工業地帯のまさに中核として、川崎・鶴見の臨海部には鉄鋼や電気機械、繊維など重工業関連の工場が立ち並んでいた。その労働力として、沖縄の若者が期待され、30年ほどまえには毎年100人以上が集団就職として上京し、川崎・鶴見周辺の企業に就職したという。やがて、リトル沖縄と呼ばれる地域もできた。
最盛期、工場は24時間で、夜勤明けの工員が疲れを癒し、寝酒代わりの一杯を提供するため、この地区の酒屋の開店は早い。その店の脇には、立ち飲み処まである。それが、鶴見下町の常識。

最近は何故か、南米系の方々が増えた。南米料理、ブラジルパブなんて看板も目につくようになった。

各地にお祭りに花を添えるサンバ隊の三婆の拠点となっているという、真しやかな噂は・・・・・・・・・ない。
高度経済成長を支えた京浜工業地帯のまさに中核として、川崎・鶴見の臨海部には鉄鋼や電気機械、繊維など重工業関連の工場が立ち並んでいた。その労働力として、沖縄の若者が期待され、30年ほどまえには毎年100人以上が集団就職として上京し、川崎・鶴見周辺の企業に就職したという。やがて、リトル沖縄と呼ばれる地域もできた。
最盛期、工場は24時間で、夜勤明けの工員が疲れを癒し、寝酒代わりの一杯を提供するため、この地区の酒屋の開店は早い。その店の脇には、立ち飲み処まである。それが、鶴見下町の常識。
最近は何故か、南米系の方々が増えた。南米料理、ブラジルパブなんて看板も目につくようになった。
各地にお祭りに花を添えるサンバ隊の三婆の拠点となっているという、真しやかな噂は・・・・・・・・・ない。
2007年9月16日日曜日
2007年9月13日木曜日
2007年9月1日土曜日
青天白日滿地紅旗に見送られて
青天白日滿地紅旗(せいてんはくじつ まんちこうき)が中華民国の国旗。 青い空、白い太陽、真赤な大地の意で、国旗の左上に描かれている青天白日の紋章が国章でもある。
この国旗と国章は、1928年蒋介石による中華民国・南京国民政府成立時に採用された。青・赤・白の3色は、国父・孫文の三民主義思想(民族の独立、民権の伸長、民生の安定)に由来し、青は民権主義と同時に自由を、赤は民族主義と同時に革命に身をささげた人々の血と友愛を、白は民生主義と同時に平等をそれぞれ象徴しているという。青天白日の紋章は、青は空を、12本の光芒からなる白日(白い太陽)は1年の12ヶ月と12支、12宮、12刻を表わし、中華民国の絶え間ない進歩を象徴しているのだそうだ。
この青天白日満地紅旗に見送れて、滑走路へ。
ゆったりとした朝
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