2008年5月8日木曜日

ミュージカル『ルドルフ』



帝国劇場でミュージカル『ルドルフ -ザ・ラスト・キス-』を鑑賞。
19世紀末のウイーンを騒然とさせたというスキャンダル、オーストリア-ハンガリー帝国皇太子ルドルフと男爵令嬢マリーの心中事件を題材にしたフレデリック・モートンの原作をジャック・マーフィーが脚色、宮本亜門が演出した。
『ミー&マイガール』の主演コンビ井上芳雄と笹本玲奈が、今回は悲劇の二人を演じた。
舞台は一幕目がやや冗漫で盛り上がりに欠けるように思えたが、二幕目は見所、聴き所も多く、主演の二人も尻上がりにのってきたようにみえた。
 但し、演出なのだろうか、無駄(過剰な?)に思える舞台セットが気になる。
売春窟に設置された長い階段やプラットホームを模したやはり巨大な階段は、必要だったのか?
その舞台効果疑問だ。それより、そのセットを組む舞台裏の音が静かなシーンにも響いて、集中できないことさえあった。

今回が6日に初日が開いて3回目の公演、これからねれてきて進化していく予感は感じた。

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