ルテアトル銀座にて『W〜ダブル』東京千秋楽を観劇。
舞台演劇ならではのサスペンスというべきか、期待以上に楽しめた。
2010年8月24日火曜日
ミュージカル『エリザベート』
帝劇で東宝ミュージカル定番のひとつ「エリザベート」を鑑賞。
今晩のエリザベートは2008年に続いて二度目の朝海ひかる。前回は、ダブルキャストの大御所・涼風真世と比較され分が悪かった?朝海だが、成長著しい・・・はず。
だが、体調でも悪いのか全く歌声にのびがない。そのせいか、舞台上で精彩を欠き存在感が薄い。それに比べて、トート役初参加の城田優の個性は光る。涼風か一路真輝のエリザベートと組ませてみたかった。
今晩のエリザベートは2008年に続いて二度目の朝海ひかる。前回は、ダブルキャストの大御所・涼風真世と比較され分が悪かった?朝海だが、成長著しい・・・はず。
だが、体調でも悪いのか全く歌声にのびがない。そのせいか、舞台上で精彩を欠き存在感が薄い。それに比べて、トート役初参加の城田優の個性は光る。涼風か一路真輝のエリザベートと組ませてみたかった。
2010年8月22日日曜日
2010年8月14日土曜日
「広島に原爆を落とす日」観劇
演劇界の巨人逝く。つかこうへいの訃報は衝撃だった。
はからずもその追悼公演となった『広島に原爆を落とす日』をシアターコクーンで鑑賞。
冒頭、舞台背景に「作 つかこうへい」の文字が大写しになると、それだけで胸にせまるものがある。
芝居は、女優陣の線の細さが気になるが、そんなものは些末にすぎない。
主演・筧利夫の鬼気迫る熱演にはどんな称賛の言葉も陳腐になる。
「いったいどれほどの恨みや憎しみがあれば、原爆投下のボタンを押せるんだ。どれほどの苦しみがあれば、広島市民40万を虐殺できるんだ?もし此の世に原爆を落とすに足る40万人もの人間を虐殺できる意思というものがあるなら、俺はそれを知りたいんだ。」
幕がおり、”65年を経てその意思を知り得ただろうか”そんな思いで瞑目した。
そして、「つかこうへい」と「井上ひさし」の居ない時代の重さに慄然とする。
はからずもその追悼公演となった『広島に原爆を落とす日』をシアターコクーンで鑑賞。
冒頭、舞台背景に「作 つかこうへい」の文字が大写しになると、それだけで胸にせまるものがある。
芝居は、女優陣の線の細さが気になるが、そんなものは些末にすぎない。
主演・筧利夫の鬼気迫る熱演にはどんな称賛の言葉も陳腐になる。
「いったいどれほどの恨みや憎しみがあれば、原爆投下のボタンを押せるんだ。どれほどの苦しみがあれば、広島市民40万を虐殺できるんだ?もし此の世に原爆を落とすに足る40万人もの人間を虐殺できる意思というものがあるなら、俺はそれを知りたいんだ。」
幕がおり、”65年を経てその意思を知り得ただろうか”そんな思いで瞑目した。
そして、「つかこうへい」と「井上ひさし」の居ない時代の重さに慄然とする。
2010年8月12日木曜日
「父と暮らせば」鑑賞
井上ひさし追悼こまつ座公演「父と暮らせば」を東池袋あうるすぽっとで鑑賞。
濃密な80分が場内のすすり泣きで幕を閉じた。
「ヒロシマ以後我々は生かされている 。あの悲しみ伝える為に」、そんなメッセージを感じて…
ロビーに出ると、井上ひさし氏直筆が展示されていた。
『歴史は過ぎ去らない。歴史は積み重なる。』
濃密な80分が場内のすすり泣きで幕を閉じた。
「ヒロシマ以後我々は生かされている 。あの悲しみ伝える為に」、そんなメッセージを感じて…
ロビーに出ると、井上ひさし氏直筆が展示されていた。
『歴史は過ぎ去らない。歴史は積み重なる。』
2010年8月10日火曜日
ビアライゼ98
夕方、丸の内から数寄屋橋へ。
所用のあとで、蒸し暑さと空腹に耐えかねた。
「もしいっぱいで入れなかったり、お盆休みなら、あきらめて帰ろう」と一か八かで一駅歩いて
行ってみれば。
ちょうど相席にもぐり込めた。
ここでは下手な賞賛を無用とする至極の生麦酒が普通に供される。
だがあえてその禁を犯せば、
たおやかで繊細な泡沫を纏った麦酒は凛として美しい。
それがテーブルに置かれた瞬間、泡沫が一筋の滴となってグラスをつたいコースターを濡ら す、その様はさらに美しく渇き誘う。
果たしてそのグラスを口唇に運べば、あの泡沫は瞬く間もなく咽頭で消滅し冷涼で香しい黄金色の液体となって食道をまさに滑り降りる。
その刹那、仄かな苦みが鼻腔に立ち上るのだ。
五臓六腑が沁み込む麦酒に魅了されると、止まらない。
合間に、英国人御用達のバスペールエールをはさんで胃腑を落ち着かせてペースダウンをはかるのだが、有効か否かは・・
つまみは、店先に鎮座しその偉容を誇る「生ホワイトアスパラ」をはずすわけにはいかない。この時期これをはずす輩とは一生涯飲み友達にはなれない。
さらに名物の「メンチカツ」、さらに今晩はなんと「新子のフライ」という贅沢な一品。
二駅歩いて、アルコール分のカロリー消費・・できただろうか??
所用のあとで、蒸し暑さと空腹に耐えかねた。
「もしいっぱいで入れなかったり、お盆休みなら、あきらめて帰ろう」と一か八かで一駅歩いて
行ってみれば。
ちょうど相席にもぐり込めた。
ここでは下手な賞賛を無用とする至極の生麦酒が普通に供される。
だがあえてその禁を犯せば、
たおやかで繊細な泡沫を纏った麦酒は凛として美しい。
それがテーブルに置かれた瞬間、泡沫が一筋の滴となってグラスをつたいコースターを濡ら す、その様はさらに美しく渇き誘う。
果たしてそのグラスを口唇に運べば、あの泡沫は瞬く間もなく咽頭で消滅し冷涼で香しい黄金色の液体となって食道をまさに滑り降りる。
その刹那、仄かな苦みが鼻腔に立ち上るのだ。
五臓六腑が沁み込む麦酒に魅了されると、止まらない。
合間に、英国人御用達のバスペールエールをはさんで胃腑を落ち着かせてペースダウンをはかるのだが、有効か否かは・・
つまみは、店先に鎮座しその偉容を誇る「生ホワイトアスパラ」をはずすわけにはいかない。この時期これをはずす輩とは一生涯飲み友達にはなれない。
さらに名物の「メンチカツ」、さらに今晩はなんと「新子のフライ」という贅沢な一品。
二駅歩いて、アルコール分のカロリー消費・・できただろうか??
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