2007年9月20日木曜日

「橋を渡ったら泣け」


新宿シアターモリエールで、演劇集団キャラメルボックス若手公演「橋を渡ったら泣け」を観賞。土田英生のこの脚本は、今年3月、生瀬勝久演出によりシアターコクーンでも上演された。
個と集団それぞれの危うさ、混乱と安定、正気と狂気の相似性を、描きだしている見事な作品だ。これに、キャラメルの若手がどう挑むのか。
3月コクーンでは奥菜恵が演じた八代を今回の公演では唯一の若手外・岡内美喜子が安定感のある演技で参加、大倉孝二演じた佐田山を阿部丈二、戸田恵子演じた赤柳香織を小林千恵らが好演、大内厚生の演出もシンプルながら土田脚本の味わいを十分に展開して見せた。
堪能させていただきました

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