2007年12月7日金曜日

RMシャンパーニュの至福3


朝食は夕べのクエ鍋雑炊、雑炊は間違いなくクエ>フグだろう。
連れ合いが所用ででかけた後は、駄犬と我が家で過ごすことになった。
昼食はカップラーメンですませ、ぼんやりと過ごす。やらなければいけにこともあるのだが、どうも気が乗らない。
やがて帰宅した連れあいと、夕食。
贅沢の極み!! RMシャンパーニュ第二夜。
今晩はペルトワ・モリゼ ブラン・ド・ブラン グラン・レゼルヴ N.V.(コート・デ・ブラン地区メニル・シュール・オジェ)を開ける。自社畑12haで収穫されるブドウのみを使用し年間生産量70000本の小さなドメーヌで、1951年イヴ・ペルトワ氏とジャナン・モリゼ女史の結婚により設立され、1994年イヴ氏の引退後は息子ドミニク氏に引き継がれ、2002年からはその娘セシル女史も参加、一貫した家族管理のレコルタン・マニピュラン。
コート・デ・ブラン地区お得意のブドウ、シャルドネ100%で醸される逸品は、昨晩のピノ・ノワール100%とは全く別物味わい。酸味よりもほのかな甘みさえ感じさせるフレッシュで爽やかなシャンパーニュ。
シャンパーニュの奥の深さを堪能した。
シャンパーニュを原料として認められているブドウ品種はシャルドネ、ピノ・ノワールとピノ・ムニエの三種のみ。シャンパーニュの3大テロワールは各々、得意なブドウが違うのだという。
コート・デ・ブランは、ミネラルたっぷりのチョーク層と呼ばれる土壌で気品ある白ブドウであるシャルドネが栽培されている。
対して、モンターニュ・ド・ランスでは赤ブドウのピノ・ノワールの栽培が盛ん、そしてマルヌ川近くのヴァレ・ド・ラ・マルヌでは他の二種の保持品種であるピノ・ムニエが栽培されている。
個性的なブドウ三品種がまみえ、至福のシャンパーニュが産まれる。まさに、神に祝福された地に違いない。

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