2007年10月11日木曜日

TVドラマで自らの愚を知る

丸一日、雑用をこなして過ごす。
夕方からTVで「踊る大捜査線」再放送、夜は「医龍2」などを結構真剣に観てしまった。で、「仲間」、「同士」なるものを真剣に考えさせられた。
凶弾に倒れた仲間の為に一丸となる湾岸署の面々、目の前の患者を救う事で一致し諦めないチームドラゴン。現実的でないところも多々ある。青臭い正義感を振り回しているようにも思える。だが、冷静さを失わない情熱の熱さに、何故か郷愁と感動を覚えるのだ。
ただただ、熱い念いを抱き、その発露として行動することは、誰にでもできる。しかし、念いをひとつにする情熱の強さ限りなく、がしかし常に冷静さを帯同する、それは、疑いようもなくプロフェッショナルの姿だ。
そういえば最近、現実には、プロの仕事をあまり目にしていない。
むろん、自分も大反省だ。時に情熱は萎え、多くの時に冷静さを欠く。
嗚呼、我は何故小人なるか。
プロの仕事、魂が呼応し、情熱は核融合のように膨脹増大し、念いは不可能を可能にする。そんな現場に何度か立ち会った事がある。今思い返しても、身は震え心は躍る。
あの瞬間に居たものは、確かに「仲間」であり「同士」、そしてプロフェッショナルだった。
嗚呼、我は何故未だ愚人なるか。

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