2007年11月29日木曜日

「恐れを知らぬ川上音二郎一座」再観賞



プレヴュー公演に続き2度目の「恐れを知らぬ川上音二郎一座」(三谷幸喜・作演出)をマチネで観賞。
4日プレヴューでは、主演のユースケ・サンタマリアと常磐貴子が台詞噛みまくり、つられたのか名優・戸田恵子までが・・という場面もあり、台詞の掛け合いもタイミングが合わず、まだまだ”練れていない”と思わせた。三谷芝居常の小林隆、阿南健治、浅野和之や今井朋彦、堺正人らの堅実な芝居と堺正章のお見事な道化ぶりが、目立っていたが。
本日は、プレビューとは全く違う芝居をみせられた気分。堺正章が台詞を一部忘れるご愛嬌(あいきょう)はあったが、芝居全体に緩急強弱がはっきりして、それぞれの役の個性もさらにきわだった。
まさに芝居はいきものを、実感させられた。

銀座の街はもう暮れなずみ、イルミネーションが鮮やか。

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