2007年7月13日金曜日

朝顔が見守る住宅展示場の謎


犬の散歩コースに朝顔の立派なうちがある。涼しげな青の朝顔が壮観だ。朝顔の漢名は牽牛、古代中国では高価な薬で牛と取引されたほどのものだったことに因むという。これ程の朝顔なら、牛何頭分だっただろうか。

さて、朝顔のうちからほど近く、「**駅周辺町作りのための土地」と市役所が立て看板を立てている場所だが、ご立派な住宅展示場となっている。
片目にみながら、いつも、住宅展示場と町作りの深遠な関係を悩んではいるが結論がでない。かつては、国鉄民営化後に北海道からJR東日本に転籍した人と家族の為の住宅があった場所、その後一時期はコスモスが咲き乱れる広場だった。
 好むと好まざるとに係わらず人生を翻弄された家族の思いを、コスモスが優しく抱き、今はそこでは新たな幸せを夢を語る若い家族が憩う、それを朝顔は見守る。

市が管理する土地が住宅展示場になった謎はいつか解いてみたい。

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