2007年7月21日土曜日

海の幸


朝、連れ合いが生麦で仕入れてきた海の幸で、晩餐
何と言っても初夏といえば、「新子(小鰭の子)」だ。特に今晩のは、一匹が小指大。それでもしっかり小鰭の味がする。さらにやはり、時季もの「生鳥貝」、「本ミル貝」、「赤貝」、「平貝」、青森産という「蝦蛄」も旨い。「ほや酢」もたまらない、アミノ酸たっぷりの濃厚な味と爽やかな苦味のアンサンブルが、今日は特に絶妙
「もう、バカ屋が一軒もなくなっちゃったみたい」と、連れ合いの報告。青柳(バカ貝)だけを売る我が家での通称「バカ屋」が、生麦魚河岸通りには2,3軒あった。
 「(青柳は)フライも美味いんだよ」と、教えてくれた老夫婦二人の小さな店がなくなって久しい。たまたま店じまいの日に行き合わせて買い物ができたら、「いつも買ってくれて有り難うね」と、何度も何度も頭を下げて見送ってくれたおばちゃんは元気だろうか。
 おばちゃんが教えてくれた「バカのフライ」は抜群に美味い。が止まらなくなる
そして、最後の「バカ屋」もなくなったという。

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