2007年8月29日水曜日

天香楼 絶賛



中国八大料理とは、魯菜 (山東料理)、川菜(四川料理)、粤菜(広東料理)、閩菜 (福建料理)、
蘇菜 (江蘇料理)、浙菜 (浙江料理)、湘菜 (湖南料理)、徽菜 (安徽料理)。
そのうち浙江料理の代表が、杭州料理だ。日本ではあまりなじみがないが、淡白、香り高さ、歯ざわりのよさ、若い柔らかさ、爽やかさ、旨みを特徴とし、広東料理の様な華やかさや、四川料理のような刺激性とは一線を画している。
その杭州料理を掲げるレストランが、亜都麗緻大飯店(THE LANDIS TAIPEI)の天香楼。
現時点で私にとって、最高のチャイニーズレストランと評す。
既に、5回は訪れており、ここでの食事が台北滞在の目的でもあり、必ず旅行社を通じて予約を入れることにしている。

今晩はほぼ満席状態。日本語メニューを見ながら、しばし熟考。今回ははりこんで、2600台湾元のコースを選択した。


一皿目は、何故か蟹の器に入ったむきエビの炒め物。杭州名産の龍井茶と炒める龍井蝦仁が名物だが、そのバージョンアップタイプ。絶妙の塩味がたまらない。


二皿目は牛ヒレ肉ステーキ干し鮑添え。これは絶妙の火加減で、肉も貝も柔らかい。


三皿目は、フカヒレのスープ。実に上品な上湯に云う事無し。


四皿目は、これも杭州料理でよく出される田鰻の炒め物。見た目以上にさっぱりとした味付けだが、旨味は十分。


五皿目は、白身魚の甘酢あんかけ。ほのかな酸味が爽やかな一品。
さすがに、腹いっぱいになってきた。



六皿目はお食事、炒飯の豚足添え。
連れ合いはギブアップしたが、これがまた美味い!!



七皿目にフルーツ。



八皿目はデザートだが、甘すぎるのと満腹で、途中棄権を余儀なくされた。

天香楼で食事のできる幸せにひたすら感謝。

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